西安スイーツ 〜八宝糯〜

今日は私のお気に入りスイーツを紹介します。名前は,”八宝玫瑰鏡糯”。回族(イスラム族)のおやつの一つです。

「八宝」というのは,中国料理で多くの種類の材料で作ったものを形容する語ですが,このおやつにはベースのもち米の上にこしあん・ナツメ・落花生などたくさんの食材で味付けしています。ちなみに,中国では新年の時や祝い事がある時に「八宝飯」という,蓮の実・ナツメ・干しブドウなどが入った甘いあんかけのもち米ご飯を食べます。

「玫瑰」(メイグイ)はバラの仲間で,回族のおやつによく使われています。

「鏡糯」という名前は,恐らく,形が手鏡に似ているからではないでしょうか。

上のように,「八宝」の食材が用意してあり,小さな器にもち米とそれらを仕込んで,脇にある蒸し器で蒸します。表面には砂糖もまぶしてあり・・・

裏側には砕いた落花生がつけられています。

食べてみると見た目から想像するほど甘ったるくはなく,あんやナッツの風味がとても豊かです。アツアツを食べると一層おいしく感じます。大きいものではないので,三口か四口で食べてしまえます。これで何と一つ1元!今のレートだと大体15円程度ですね。

イスラム街(回民街)に行ったら是非食べてみてください。とってもおいしいですよ♪

(私は回民街で初めて見つけましたが,この前,小賽(西安の渋谷!?とも言える街)でも見つけましたので,冬はあちこちで売るのかもしれません。)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です