昨日から”労働節”,または”五・一”,いわゆるゴールデンウィークです。先回も書いた通り,今年から休みが短くなったので人出は例年より少ないと思っていました。
しかし,バスに乗って出かけたところ…
この有様です。すさまじい渋滞です。あと残りバス停二つという所でちっとも前に進まなくなりました。バス停で待っていた時もかなりの人ゴミで,どのバスもギュウギュウ詰めだったので,やはりゴールデンウィークはスゴイ人出なのか…と外に出たことを後悔しました。しかも気温は30℃を超えています。風もないので渋滞中のバスの中は耐え難い状態です。
もうこれは歩いたほうがマシと判断し,予定より一つ手前のバス停で降りました。すると,数十メートル歩いた先で見たのは…
バスとタクシーの事故でした。どちらの運転手もお客さん放ったらかしでモメていました。写真をクリックして拡大すると分かりますが,バスのお客は呆れてほとんど降りてしまって空っぽに近い状態です。この先の道路はガラガラでした。
西安はバスもタクシーも運転が荒いのでいつもいろんな意味で気分が悪くなりますが,やっぱり事故ることもあるようです。
そんなこんなで街に出ましたが,人出は少なくはないもののやはり去年ほど多くもない感じでした。
この写真はいつも人でにぎわう小賽の風景です。路上で物売りをしている人(※違法な人たちです)の前に人だかりができていました。それでも去年のGWはこの2〜3倍は人がいたように記憶しています。
話はそれますが,バスと言えば最近こんな光景を見かけました。
ここはガソリンスタンドです。左のほうに,小さくて見にくいかと思いますが,クリックして拡大してよ〜く見ると,人がたくさん待っているのが見えるかと思います。歩いてここを通ったのですが,見ると年齢層もバラバラの人たちで,停まっているバスも普通の路線バスで団体旅行のようにも思えません。一体何だと思いますか?
そう,路線バスがお客さんを乗せたままガソリンスタンドに寄って給油してるんです。みんな暑いから外に出て待ってました。そういうことはお客を乗せる前に済ませてください!と心の中で叫びました。
話はさらに脱線しますが,こちらのバスはよく故障します。聞いた話では,ある時乗っていたバスが故障し,運転手は機械に水をかけたり工具でいじったりしたようですが直らず,乗客は降りるように言われたそうです。もうお金も払っているし,バス停じゃない場所で降ろされても他のバスは停まってくれないし,どうしようかと思っていたら,後ろから同じ系統のバスが来たのを見た百人近い乗客がそのバス目がけて猛ダッシュで襲い掛かり,無理矢理停めて乗せてもらったそうです。さすがこちらの人たちは集団で主張することに慣れているなぁと感心します。
さて,話は戻ってゴールデンウィークですが,サービス業でない限り当然みんなお休みです。ちなみに警察もお休みみたいです。
この写真はいつもは警察が交通整理している交差点です。真ん中のオジサンも普段なら怒られてると思いますが堂々としています。みんな休みを満喫してますね。(…ということは,さっきの事故はちゃんと警察に来てもらえたのでしょうか…)