ついに、西安に待ちに待った(?)地下鉄が開通しました!
この「在西安」でも以前1,2度書きましたが、2006年から約5年の工事期間を経てようやく開通です。といっても、やっと一路線できただけですが。
開通したのは長安路を南北に走る「2号線」。現時点では、北は鉄道の西安北駅から南は国際展示場までの16駅区間が開通しています。なので、長安路をバスで走るとあちこちに地下鉄の出入口を見かけます。
体育場でも・・・
南梢門でも・・・
ついに西安も近代化ですね~。何だか西安に似つかわしくない光景です。
でも、中に入ると、もっと西安らしくない光景が・・・
どうです?キレイでしょ?地上と地下では世界がまるで違う感じです。まさに地獄と天国?位置的に逆さまですが。
これが券売機。西安初、ですね。地上の鉄道でも券売機はなく駅員応対の窓口のみなので、やっと現代っぽくなってきた感じです。
運賃は6区間以下が2元、7~10区間で3元、11~16区間なら4元、17个区間以上は5元ですが、2号線は現時点では16区間しか開通していないので、最大でも4元までです。そして、長安通カードを持っていたら1割引になります。
これが長安通カード。
以前、バス事情を書いた時にバスカードを紹介しましたが、今では統合されてバスと地下鉄のこの共通カードになりました。もし古いカードを持っていたら、公交五公司に持って行くと交換してくれます。(ちなみに上の写真は2年前に切り替えたものなのでデザインが古いです。今は大雁塔か鐘楼か何かのデザインのはずです。)
この共通化でちょっとだけ良かったことがあります。それは、地下鉄駅にこれができたからです・・・
これは、長安通カードのチャージ機です。地下鉄が開通するまでは、バスに乗るために長安通カードをチャージするにも西安銀行(以前の西安市商業銀行)に行くしかありませんでした。しかもこれまた窓口応対のみなので、夕方5時以降はチャージできませんでしたし、最低が30元~(もしかすると今は20元~?)なので、利用頻度の低い人やちょっとだけチャージしたい人にとっては不便でした。
それが、地下鉄のチャージ機だと10元からチャージできて、しかも自動でスムーズです。中には地下鉄に乗らないのにただ長安通カードをチャージするためだけに地下に降りる人もいるほどです。
では、いよいよ改札を通ってみましょう!後編へつづきます。