倹約令下での春節

今日は旧暦の大晦日。中国の方にとっては年越しの夜です。

 中国生活が長くなってくると特に珍しくもなくなり、ここ数年わざわざ書きませんでしたが、今年はちょっと例年とは違う雰囲気になりそうです。

 2012年に習近平政権に変わって2年が過ぎ、「打腐敗」キャンペーンと共に倹約令の波が中国全土に広まって国内消費の低迷が鮮明化し、2014年後半にはバブル崩壊が始まるのではと噂されていましたが、果たして街中ではどの業界も不景気になったとの実感があるようです。

 そんな最中での今年の年越し、いつものように爆竹や花火を盛大に放つのか、それとも倹約ムードとなるのでしょうか。もちろん安全面の心配もあってのことですが、一部では「电子炮」、つまり電子花火(音だけのもの)だけ許可、という警告横断幕も出されているそうです。中国でも保守的で伝統にこだわる街・西安の市民とは言え、ここ数年不景気の影響か春節の花火が縮小気味でしたので、今年はさらに縮小となる可能性もあります。さて、どうなるのでしょう?

 私の家は中心部ではないので実態を把握できませんが、西安にお住まいの方で何か情報があればコメントお待ちしております。(中国の他の都市の方もよろしければ情報をお寄せください。)

 ※ 追記:それにしても2008年の春節はスゴかったです。今思えば、中国の景気と言い、春節の花火と言い、あの時がピークだったんですね…。(参考⇒「まるで内戦かテロ!恐怖の春節!」)

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