ついこの前は20℃近くまでいったかと思えば、この数日は冬に逆戻りで、寒い日が続きました。特に、3月15日で“ぬぁんちぃ(暖気)”が切れていますので、家の中でもダウンジャケットが手放せません。
「花冷え」でしょうかね。「花」は日本では桜ですが、こちらでは梅や桃のことを指しますので、そう呼んでも変ではないかもしれません。少し前からすでに春は来てまして、外に出るとあちこちで花が咲いているのを見かけています。
これは桃ですね。中国を代表する花です。
こちらは梅・・・だと思うんですが、どうでしょうか。この鮮やかな紅が、中国人がこよなく愛する色です。(私の古いスマホではこの色がうまく出ないんです。綺麗な写真でなくてスミマセン)
これは迎春花。春を告げる、一番初めに咲く花です。
これは・・・桜?私はあまり花の見分けがつかないので自信ありません。
そして、早くも柳の新芽が芽吹いて、新緑が目に心地よいです。
こちらでは毎年いつもそうなのですが、冬が終わるととても短い春がやってきます。4ヶ月ほどずつある夏と冬に比べれば、春と秋は2ヶ月ほどずつしかなく、日本では梅→桃→桜と、ひと月ずつズレて咲いてゆくところが、こちらでは少し暖かくなると半月ほどのズレでどんどんといろんな花が慌しく咲き始め、そうこうするうちに花も終わり、4月も下旬になれば夏に突入し始めます。
日本では、来週くらいから花見の準備が忙しくなってくるでしょうか。西安の短い春を満喫できるよう、この時期、天気の良い日にはできるだけ花のある所へ出かけるようにしたいものです。