11月には開通すると言われていた西安地下鉄3号線ですが、ニュースによれば11月8日10:00に開通していました。
一応、試験営業期間となっているようですが、正式な営業とほぼ変わらないようです。私はまだ乗ってみていないので、残念ながら写真はネットからの引用です。
この地下鉄3号線、西安地下鉄では初の、地上走行区間のある電車としても注目を集めています。ただ、そのため乗客の危険な行為にも注意が促されています。例えば・・・
地上走行区間の駅では、上の写真のようにホームの乗客保護用壁が一部低い箇所があり、自撮りなどのためにホームにカメラを突き出したり身を乗り出したりする乗客がいて、列車を緊急停止させるケースも起きているとのことです。そんなことにならないよう、注意しましょう。
3号線は区間も長いですが、停車する駅に有名な観光地が幾つもあったり、ハイテク地区の重要な通勤地を含んでいたりするので、利用する人もかなり多いものと見込まれます。
上の路線図に示されているように、ショッピングと娯楽の町「小寨」、三蔵法師がインドからの経典を収めた「大雁塔」、弘法大師が訪れた「青龙寺」、2011年に西安市園芸博覧会会場跡のある「浐灞」など、有名スポットが多々あります。
そして、恐らく一番目を引くのは、地上走行区間の眺めの良さと思われます。「浐灞」付近などは車窓からの景観も楽しめる区間のようです。
・・・と、まだ乗ってもいないのであくまで情報と写真に基づいての紹介ですが、西安観光やショッピング、さらには通勤やレクリエーションにも欠かせない西安の大動脈となることは間違いなさそうです。