先週13日に、陝西奥凱電纜有限公司の社員と名乗る者が、西安地下鉄3号線で使われている当社の電気ケーブルは安全基準に達しておらず、手抜き工事が行われたとネット上に内部告発し、当の陝西奥凱電纜有限公司はでっちあげだとして警察に届け出たそうなんですが、市当局からも反応がありました。
闽南网によれば、西安市の品質技術監督局の局長は、この会社が製造した電気ケーブルは一昨年頃、4回の抜き打ち検査中3回の検査で品質不合格となっており、1度は検査報告の偽装もあったと述べ、昨日、より詳細な検査のためにこの会社の電気ケーブルを第三者国家級検査機関に送ったと述べたとのことです。
17日お昼の記者会見で伝えられたところでは、西安市常務副市長が、すでに安全検査の強化を通達しており、早速調査グループも設けて調査に乗り出していて、検査結果が出次第すぐに伝えるが、地下鉄そのものは現状において安全なので、安心して利用してほしいと述べていたそうです。
…と言われても、何だか不安です。開通してたった4ヶ月で発覚したこの問題、こちらでは安全が保証されていないのは分かっていましたが、改めて実感させられます。
でも、まったく乗らない訳にもいきませんし、一体どうしたら良いんでしょうね。
3号線以外は大丈夫、なんてことも言えませんけど、心配してもどうにもならなないので、3号線は極力利用を避ける程度でしょうかね。
せめて命や安全にかかわるところだけはしっかりしてほしいものです。