西安に“シェア自転車”登場!

 先日、西安市民のエコな乗り物として、西安市が運営する公共自転車を紹介しました。

 ところが、ここ最近、あちこちで新たな自転車を見かけるようになり、しかも急激に増殖しています。

 初めは何なのかよく分からなかったのですが、どうやら今年の1月頃から参入してきた民間運営によるシェア自転車のようで、現時点で確認されているのは、次の3つです。

★OFO(扫码用车)

★酷骑单车

★摩拜单车(mobike)

 でも、一体どうやって使うのか、料金はどうなのか、本当に便利なのか不明だったため、調べてみました。

 まず、共通しているのはスマホでQRコードを読み取って、アリペイ(支付宝)やWechat(微信)などで支払うという点です。
 なので、AndroidでもiPhoneでも構いませんが、スマホが必須となります。

 自転車に付いているQRコードから直接入っても大丈夫ですが、初めにアプリを入れておくと、よりスムーズかもしれません。下記のリンクから公式サイトに入れますので、「下载APP」とか「立即使用~」などをタップしてダウンロード&インストールします。
・OFO(http://m.ofo.so/

・酷骑单车(http://m.coolqi.com/

・摩拜单车(http://mobike.com.cn/

 電話番号の認証と実名認証が通って、デポジットを支払えれば利用可能となるようです。

 気になる利用料金ですが、各社違うため、他の詳細も含めて比較表にしてみましたので、下図を参考にしてみてください(クリックすると拡大できるはずです)。

 このシェア自転車、公共自転車との決定的な違いは、やはりどこにでも乗り捨てできるという便利さです。
 公共自転車は一時的なロックは付いているものの、返却は固定スタンドでしかできないので、最後には必ずスタンドまで行く必要があります。
 でも、シェア自転車の場合は、自宅や会社の真下であれ、地下鉄の駅前であれ、邪魔にならない場所でありさえすれば、利用終了処理が済んだらそのまま放置してOKです。
 また、公共自転車みたいに指定された会社へ行って長安通カードの手続きをしなくても、スマホと銀行口座さえあればいつでも利用開始可能というのも、大きなメリットです。

 とはいえ、もちろんデメリットもあります。最大のデメリットは、公共自転車のようにいつでも無料(但し1時間以内)ということはなく、利用料が発生するということです。
 それに、公共自転車なら固定スタンドなので、決まった場所へ行けば、すべて貸し出されていたりしない限り利用することが期待できますが、シェア自転車はどこでも乗り捨てられる分、毎日どこにあるかは決まっていないため、いつも決まった場所で決まった時間に使いたい人には向いていないかもしれません。
 あと、実名登録制でGPS搭載、アプリ上でもどの自転車がどこにあるか確認できるほどなので、知られて困るような行先に乗り付けないことですね。

 もっとも、選択肢が増えるのは大歓迎です。さらに発達して、どんどん安くなってくれるといいですね♪

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