昨日は忙しくしていたので書けませんでしたが、やはり恐れていた通り大雪となりました。
まぁ、大雪と言っても東北地区のようなことはなく、せいぜい3,4cmといったところなのですが、例年積雪そのものがあまりないため、東京などと同じく、数cm積もるだけで交通機関に甚大な影響が生じます。
そうは言っても、やはり雪が積もればキレイなもので、普段の砂塵とPM2.5だらけの西安をちょっとした銀世界に変えてくれるため、スマホで写真を撮る人は少なくありません。私も御多分に洩れず嬉々として写真を撮ってしまいました。
まるで西安じゃないみたいです。
ただ、問題なのは、雪は白くても空気と地面は塵だらけなので、これが混ざると白銀どころか黒鉄に変色し、一気に興覚めです。
そして、一番困るのは、道路を歩く時と横断する時。歩道はまだマシなのですが、バスの乗り降りなど、どうしても車道に出ないといけない時、かなり大変な状況になります。
横断歩道も、この灰色のシャーベットに邪魔されて速く渡れないのですが、青信号の短い所では車も突っ込んで来るのでとにかくさっさと渡るしかなく、向こう岸に着いた時には靴もズボンの裾も最悪な状態になります。まして、渡り切れずに真ん中に取り残されたら、もう目も当てられません。
結局、「銀世界」はほんの一時で、あとは「鉄世界」。さらに、これが晩には凍って本当に鉄のようになって、歩くのは危ないのなんの。
この寒さ、予報も変わらず、まだしばらく続くみたいですが、早く緩んでひとまずこの「鉄世界」というか「泥世界」を消し去って欲しいものです。
