すごいことになりました。
新聞やデレビで軒並み報じられている通り、いわゆるアップルショックで、ドル円はわずか数分ほどで108円半ばから104円台まで暴落しました。
“フラッシュ・クラッシュ”と言われるこの動きで、 人民元もつられて15.3円まで下落したようです。
さすがに、現時点では 急落の反動が出て 、ドルは108円台、人民元も15.75円まで回復していますが、上値は重い展開となっていて、予断を許さない状況ですね。
チャートのこの形、長い下ヒゲではあるんですが、これはむしろさらに大きな下落をする前の動きに似ています。個人的には、来週以降も下落が続いて、少なくとも今月中は底を探る動きになると見ています。
そして、2月初めには春節があるため、例年の年越し前に外貨から人民元に戻す動きで 一旦は元高方向へ動くかと思いますが、中国市場の1週間のお休みが明けると、また元売り外貨買いがあるのではないでしょうか。
その時、元からドルを買うのか、それとも円を買うのかで、動きが大きく違ってくると思います。
2月半ばの動きが今後を見極めるポイントになると見ます。