昨日は朝から大雨が降りましたが、その前日、日曜日はとても蒸し暑い一日でした。
気温はそれほど高くなくても湿度が高いと熱中症になりやすい危険があるのですが、食欲も減退しがちになるものです。
そんな時にピッタリなのが、パンチの効いた辛口ランチ。特に、四川料理はおススメです。(と言っても、あくまで西安なので、本場ではないんですが。)
この日、とあるフードコートで食べたのは、「四川凉面」(四川涼麺)。
メニューでは四川担担麺の隣に書かれていたので、恐らく辛い麺だろうと想像。涼麺とは言え、もちろん日本の冷麺と全く違うことは理解しているので、汁なし担担麺に近いものだろうと思い、一杯9元とリーズナブルな値段にも誘われて頼んでみました。
基本的には麺と具と調味料を混ぜるだけなので、あっという間にできました。これです。
予想通り、汁なし担担麺に似たものでしたが、麺は熱をしっかりとってあって、担担麺よりコシがあります。
ちなみに、これでも「唐辛子少な目で」とお願いしました。ノーマルバージョンだとひどいことになりそうです。
具はキュウリの千切りともやしにピーナッツのみ。これをよく混ぜてから食べます。
花椒が少な目なので、味は担担麺ほどピリ辛ではなく、ラー油に中国味噌を溶かしこんだ感じでしょうか、むしろ甘さも少し感じる、味わい深い麺でした。ただ、辛さ控え目バージョンなのに、後半からはかなり辛さが溜まってきて、涼麺なのに口の周りはホットと何とも矛盾な状態でした。
その中で、香ばしい薄皮つきピーナッツが甘く感じられ、とてもよくマッチしていました。
辛さと甘さのバランスが絶妙で、ナッツのアクセントも効いたこの一品。間違いなく夏のおススメですね。