国慶節明けは若干の戻しから(2019年10月08日の人民元)

まさかもう一度15円を割り込むとまでは期待していませんでしたが、先週は国慶節で中国勢不在のところを落とし込んできました。

ですが、14円台での滞在は短く、昨晩から今日の午前中までまたも戻してきています。現時点では15.07円前後となっています。

ここから先は、米中協議に注目が集まっていますが、祝日明けの中国勢がどう動くかによるかと思っています。

もっとも、そもそもこの国慶節前後の動きは、中国国民が旅行などのために外貨に両替したために下落し、旅行が終わって人民元に戻したから少し値を戻したからではないか、というような気もしています。特に、日本旅行に行く中国人は依然として増え続けていますので、その可能性も0ではないかと。

もしそれが主要な原因なら、戻しはこの程度で15.10円を超えるほどにはならず、米中協議まではもみ合いとなるのではないでしょうか。

逆に、それ以上に上げてきて、特に15.20円を超えてくるなら、これはさらなる上昇への動きと見ます。

今週の動きも目が離せません。

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