週明けの朝方は上を目指して始まった人民元ですが、午後から風向きが変わり、15.4192円を最高値として始値を割り込んで下落しています。
午後になって、イギリスのEU離脱期限を3ヶ月延期することでEUが合意したと伝えられているものの、それについては特に目立った反応はないようです。
17日の高値15.4094円を超えてきましたので、てっきりそのまま突き抜けていくように思われたのですが、逆に調整下落の始まりのような雰囲気となってきました。
単なる調整で済むのか、本格的な下落トレンドへ転換するのか、今はまだ見極めめのが難しいところです。
11月の米雇用統計はあまり良い数字にならないとすでに噂されていますから、噂で売って事実で買いとなれば、ドルと共に人民元も上抜けていくかと思います。
その逆に、サプライズ的に悪い数字だと、いよいよ下落転換となるかと思います。
ということで、金曜日頃まではそんなに大きな動きは期待できなさそうです。