Categories: 西安の交通

西安地下鉄、乗り換えかた案内(注:乗り換えナビではありません)

西安で地下鉄はまだ4本しか走っていないので、乗り換え云々は説明するまでもないように思う方もいるかと思いますが、実は意外にあなどれない所もあるんです。

今日は、いわゆる「乗り換えナビ」ではなく、乗り換え方の案内、つまり乗り換えの際の移動について紹介したいと思います。

通常、たった2本の路線が交差しているだけなら、ホームの移動はそれほど複雑にはならないはずで、せいぜいエスカレーターや階段をいくつか上り下りする程度です。

西安地下鉄も、大抵の路線はその程度で乗り換えできます。

例えば、4号線から1号線に乗り換える場合、五路口で降りて、「换乘 1号线」の案内に従ってエスカレーターを上るとさらなる案内表示が見えてきます。


そして、ひたすら1号线の表示を目指して進めばホームにたどり着けます。


あとは行先に応じてホームのどちら側で待つかだけの問題です。
ホーム階に降りて左が東行き(往 纺织城)、


右が西行き(往 后卫寨)です。

簡単ですね。

ですが、同じ1号線との乗り換えでも、2号線からだとそう簡単にはいかないんです。

2号線は4号線と同様南北に走る路線で、1号線は東西に走っています。
問題なのは、1号線と2号線が交わる北大街駅では、1号線のホームが東行きと西行きで同じ場所にないということです。

ですので、2号線から1号線に乗り換える際にはどのエスカレーターやエレベーターに乗るかで、行き先が分かれます。

例えば、あるエスカレーターを上がると、こうなっています。
(1枚の写真で表現するのが難しく、エスカレーターを上がってちょっと出て来た所からの角度からになっています。)

矢印のように上がって来ると、看板には右が1号線の東行き(往 纺织城)、左が1号線の西行き(往 后卫寨)と案内されています。

案内に従って右へ行くと・・・

1号線の東行き(往 纺织城)のホームが見えてきます。

反対に、さっきの所が左へ行くと・・・

改札階に出ますので、1号線の西行き(往 后卫寨)のホームへ行くには案内に従って別の降り口からもう一度降ります。

すると、さっきも見たような景色ですが・・・

看板は、奥へ進むと1号線の西行き(往 后卫寨)ホーム、と案内されています。


そのまま柵の外側を周って奥へ進むと・・・

1号線の西行き(往 后卫寨)ホームが見えてきます。

景色が似ているので何だか訳が分からなくなりそうかもしれませんが、地下の断面で説明すると、あくまで個人的なイメージですが、たぶんですがこうなっているんだと思います。

というわけで、2号線から1号線に乗り換え場合は、上がるエスカレーターやエレベーターを間違えると、改札階まで上がってから降り直すことになってしまいますから、よく気をつけないといけません。

しかも、北大街駅で乗り換える人がとても多いので、何も考えずに流れに合わせてしまうと、思った方向へ行けません。

でも、乗り換えが複雑なのは現時点では西安ではここだけですから、ここだけマスターすれば、他の所は何号線に乗り換えるかだけ考えいればOKです。

では、難関の北大街駅だけはよく気をつけて、便利な地下鉄を十分に活用して観光を楽しんでくださいね。

しろべえ

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