武漢の新型肺炎、ついに西安にも!

この数日、Yahoo!ニュースなどでもしきりに騒がれている、武漢で発生した新型肺炎ですが、今朝の時点で発症571例、死亡17人と、段々と深刻さを増してきています。

すでに中国各地でマスクが品切れとの情報もあるように、西安でもマスクが飛ぶように売れています。私も薬局やスーパーに買いに行きましたが、どこも品切れで、やっとある店で見つけたのも最後の1つでした。私が買った直後も、マスクを求める人がやってきて店員さんに尋ねていました。

そして、街でもマスクをしている人を多く見かけます。特に、ショッピングモールなどでは3分の1~半分くらいの人がマスクをしていました。

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そして、私は夕方になって知ったのですが、なんと実は 、人民日報が6時に掲載した情報によると、ついに西安でも3例の発症が確認されたとのことです。
以下はそれら3例に関する詳細を訳したものです。

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患者1、男性、42歳、咸陽市民。1月12日~15日に武漢へ出張、15日午後西安に戻る。1月20日に発熱の症状が見られ、21日陝西省中医薬大学附属病院を受診、当日午後咸陽市伝染病病院へ転院し隔離治療。

患者2、女性、32歳、西安市民。1月12日~14日に杭州へ出張、その際に武漢の発熱した病人と同室の会議に出席。14日西安に戻り、16日発熱症状、20日西安交通大学第二附属病院を受診、21日陝西省伝染病病院(西安市第八病院)へ転院し隔離治療。

患者3、男性、22歳、西安市民。1月15日~17日武漢同済病院で歯科矯正を受け、17日の晩に西安へ戻る。20日発熱症状、21日陝西省伝染病病院(西安市第八病院)で隔離治療。

(人民日報より)
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今のところ、3名とも病状は安定しているものの、この3名と緊密な接触があった53人について隔離観察が行なわれているとのことです。

すでに武漢は事実上の閉鎖状態ですが、広がった他の都市でも拡散が見られる事態になると、かなり怖いですね。しばらくはニュースから目が離せません。

ただ、基本的な予防策もかなり有効だそうですので、まずは極力人混みに出るのを避けること、出かけるならマスクを着用すること、帰宅後は手洗い・うがいを入念にすること、できればアルコール消毒もするなど、できることはしっかりして自分を守るとともに、うっかり他の人ウィルスを運ぶ経路にならないように気をつけましょう。

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