今回の新型コロナウィルスは、あらゆる方面に影響を与えています。金融市場も例外ではありません。
チャートを見ると一目瞭然ですが、武漢の海鮮市場の封鎖で騒がれ始めた1月20日を境にあからさまな下落トレンド入り、そして、一昨日春節明けの中国人民銀行の介入で一旦底打ちとなり、昨日~今朝のニューヨーク市場では中国人民銀行のさらなる大量の資金供給を受けて外貨全般でかなり戻し、今日のロンドン市場では、中国や英国などで新型コロナウイルスに対応する薬が開発されているとの一部報道を好感してさらに戻しました。
結局、現時点で15.7円を超えています。
(今朝)
(午後)
(晩)
もっとも、新型肺炎についてはまだまだ先の見通しの立たない情況ですから、報道ひとつひとつで一喜一憂して乱高下する可能性があります。
急に上がるように思って行動すると痛い目に遭いそうですので、落ち着いてじっくり見極めるようにしたいものです。