上げ続けた先週から一転して、今週は週初から下げ続けています。
特に先週の終盤では、米雇用統計の結果が強い内容だったためかなりの勢いで上げてきていましたので、今週はそのまま一気に上抜けるかと思われましたが、15.5円はワンタッチだけでむしろ一気に落ちてきました。
今の相場は、やはり新型コロナウイルスの拡大状況で一喜一憂、一進一退という感じですので、ますます混迷を極めていますね。
ただ、ドル円は上昇前のもみ合い水準を割り込みそうですし、人民元も同様の状況ですので、順当にいけばかなりの程度落ちていくと見ています。
キーポイントは3月9日の安値14.56円を割り込めるかでしょうか。そこを割り込んだら14円割れも夢ではなくなってきますね。
その前に、目標となるのが15円割れ。明確に割れずに下ヒゲを出して戻すようなら、今度は16円方向が懸念されます。
ひとまず今週末までと来週初めの動きに注目です。