ぶどうの新ブランド?

近所の市場に行きつけの果物屋があるんですが、そこに高級感あふれるマスカットが置いてありました。

一房一房丁寧に包装されていて、袋には日本語が書いてあります。袋越しに見える果実もとてもおいしそうで、質も良さそうでした。

ただ、よく見ると日本語が…変。

まず目立つゴシック体で書かれているのが「陽光バラ ぶどうの」。

は?という感じですが、店主に聞いたらこれは中国語で「阳光玫瑰」という品種、訳せば確かに『陽光バラ』という品種なのですが、日本語で直接そう書かれても、何のことだかよく分かりません~。しかも「の」の位置がおかしい、というか不要ですし。

さらに、その上には、「皮ごと食べらわろ!」。

雰囲気は伝わってきますが、恐らく「皮ごと食べられる!」の間違いかと。

そして、横帯に「シヤマスカシト」。

「マスカット」って書きたかったのは分かりますが、初めの「シヤ」は何でしょう?

もはや推測不能です。

後半の間違いからすると、「ツヤ」?でも、「ツヤマスカット」…も意味がよく分かりません。

あと、今気がつきましたが、商品名の下の帯には「一粒ずつあります」の文字が見えます。前後を確認しなかったので、写真だけでは何の一部なのか分かりませんが、何の一部だとしても妙な気がします。

そして、よくよく見ると一番大きな文字で「甘いぶどう」とあります。日本ではこんな直接的かつ簡単すぎるアピールはあまり見かけません。

ということで、間違いなくこれは輸出用ではなく、適当に日本語を書いただけの外装ですね。

高かったですし、結局買いませんでした。味は良いんでしょうけどね。

3 件のコメント

  1. ナルカナ 返信

    こんにちは。ブログランキングから来ました。大連のスーパーでも時々変な日本語の食材があります。でも、中国には、日本で見かけない美味しいフルーツがたくさんありますね。

    • しろべえ 投稿者返信

      ご訪問いただきありがとうございます!
      大連は旅行で行ったことがあります。日露戦争時代の建築物を見物したのと、燻肉餅がおいしかったのを覚えています。
      日本で見かけない美味しいフルーツと言えば、「百香果」とか「桂圓」とかもそうですね。ほんと、豊富ですね。
      まだまだ未体験の物事もたくさんあります。大陸はやはり大きいです~

  2. Meatian 返信

    「ツヤマスカット」は「シャインマスカット」ですね。
    その下の「天候などよりきわにか入ろ場合…」は「天候などにより種が入る場合があります」でしょう。

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