新型コロナウイルス、日本初確認から一年

新型コロナウイルス患者が日本で初確認されてから、まもなく丸一年が経ちます。

武漢市への渡航歴がある⼈(これは後に中国人であったことが分かりました)が、⽇本国内で肺炎の症状を訴え、2020年1月15日晩に、国⽴感染症研究所のウイルス検査で武漢で相次いでいるのと同じ肺炎の陽性反応が出たというものです。

報道としては、2020年1月16日朝に、各メディアによって伝えられたものが第一報となったかと思います。

21日には武漢のロックダウン、西安でも春節の休みを機に人の動きが制限されていきました。

あれから一年、報道でしか分かりませんが、日本では大変なことになっていますね。
まさか、日本の感染者数が累計で31万人、死亡者が4000人を超えるなど、想像もしていませんでした。

「日本モデル」などと言われていたのが嘘のように、連日感染者が増え続けています。「日本モデル」は、もはや別の否定的な意味になってきている気がします。

そして、ここまで半年以上抑え込んできていた中国でも、この数週間でまた新たに感染が拡大しています。
石家庄では500人超え、黒竜江省でも100人に迫る陽性患者が確認されました。

そのため、全国的に春節の帰省は控えるようにと呼びかけられて、帰省を自粛した人には報償金を出す地方政府もあるほどです。

華商報が今日伝えたアンケート結果では、アンケートに応じた西安で働く5000人の労働者内、78%の人が帰省せずに西安で年越しをするとのことです。

こうした動きを受けてか、今月初めには高騰していた春節前2週間以内の航空券が、かなり安くなってきました。鉄道のチケットも、例年早い者勝ちでなかなか購入できないのが、今年はまだ余っている便があります。

いずれにしても、今はとにかくじっとしているのが最善でしょう。

流行が収まるまで、ひたすら人との接触を避けるしかなさそうです。

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