3月に超えてからさらに一段高の足場となった19.2円ラインですが、やっと割り込んできました。
これを書いている時点で一度19.10円台まで下げて、19.12円台まで戻しています。
米ドルも4/28と5/9の131円台の上ヒゲでダブルトップを形成して、一旦130円割れとなっています。
この雰囲気だと一旦天井かなと思います。
さすがに2020年のコロナ第1波が収まってからずっと上げ続けていまたしので、いくらなんでも下げに転じるはずと思ってましたが、まさかこれほど長く続くとは思いませんでした。
これで一段落でしょうか。この感じだと、両替はしばらく様子を見て、また上がり出したくらいの時が良いかなと思います。
問題はどこまで落ちるかですが、ひとまず18円台前半を目標にして、5月中に18.1円付近を割れてくるようだと本格的な山下りの始まりではないでしょうか。
上海に続いて北京でもゼロコロナ政策のあおりが生じていますが、中国経済の足踏みがさらに鮮明になっていくにつれ、人民元も一層落ちていくのかなと思います。
あと、ロシアとウクライナの戦争もまさかの3ヶ月、いつ終わるかまだ見えてきません。原油や小麦などの高騰もどこまで続んでしょう。
中国はロシア側ですので、この戦争が与える影響はまだはっきりと分かりませんが、無いということにはならないのではないでしょうか。
先が読めないのは昔からですが、近年はこれまで起きたことのないことばかり起きて、もう既存の常識で考えてはいけない時代になってますので、想定外のことがあるものと予想する必要がありますね。
とりあえず20円台が一時的なものだったことを喜びたいと思いますが、20円どころではない事態に変わることも頭の片隅で覚悟しておく必要はあるでしょうね。