植田総裁就任後初の日銀決定会合を終え、流れはまた円安へ(2023年05月01日の人民元)

「あ~ぁ」、と溜息しか出ない展開となりました。

先週後半の日銀決定会合で、何と大規模緩和継続が決定され、一気に円売りへ傾き、急速に円安となりました。

植田総裁就任後初の会合となったため、植田総裁指導下での今後の大きな方向性として受け止められたのかもしれませんね。

おかげで折角19.20円まで下げて来ていた人民元も、19.7円台へ乗せて終了、週明けの今日も現時点で19.78円まで上げました。

去年の9月下旬に何とか21円乗せは回避され、11月から年末にかけて一旦19円割れまで下げたものの、今年に入って以降上下し、19円を割る場面が何度も見られたにもかかわらず、そのたびに19円台後半まで上げるというのが繰り返され、いわゆるレンジ相場という感じで来ていました。

でも、この3月下旬からの展開は勢いがあるので、このまま20円を超えて次の上昇トレンドを形成する危険が高いです。

月足で見ても、完全に20日移動平均線で下ヒゲを出して支えられていますので、そう簡単には落ちそうもないように見えますし、下手をするとついに21円の壁が破られるのでは、と不安です。

形的に20円超えは避けられないでしょうから、20.5円を超えるかどうかが見極めのポイントではないでしょうか。
超えられなければ全体としての下降トレンドは継続し再び19円割れを目指す、超えてくれば21円超えを視野に入れた上昇トレンドと予想します。

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