Categories: 生活情報

中国フードデリバリーはここまで発達。「拼好饭」

昨日は妻の調子が悪かったので、晩ご飯は自分だけ買って食べることになりましたが、外に出るのも面倒だったため、久しぶりに「美团」を使いました。

「美团」とは、「饿了么」などと並ぶ、フーズ・デリバリーの代表的サービスで、海外や日本のウーバーイーツなどの先駆けと言えます。

スマホのアプリを立ち上げるだけで、サクッと注文できて、あっという間に届くのが便利です。

「外卖」というのがデリバリーで、お店を選んで商品を指定する際にあまり安くはないのが玉に瑕だったんですが、なんと今はもっと安く買える新たな仕組みが作られていました。

それがこの「拼好饭」というものです。

2022年4月から始まったサービスのようですが、言ってみればフード・デリバリーの共同購入というところでしょうか。

従来の「外卖」は、それぞれのお客が好きな商品を選んでそれぞれライダーさんに自分の家に配達してもらうため、ライダーさんが一人ずつを相手にしてお店と家を行ったり来たりしなければならず、お金も労力も時間もかかるシステムでした。

それが、この「拼好饭」では、指定された商品に限定して、同じお店の同じ商品を選んだお客さんの内、一定距離内のすべてのお客さんの商品を一人のライダーが配達することができるようになっているため、お店も料理を作る予定が立てやすく、ライダーも労力と時間が節約でき、お客もその分安く買える、という夢のようなシステムです。

これが「拼好饭」を開いたところです。

割と種類豊富で、選び切れないくらいあります。

今回注文したのは、鱼香肉丝、烧茄子、麻婆豆腐がセットになって、何と12.76元(約260円)!

40分ほどして届きました。
単独で注文するより十数分は余分にかかる感じですが、値段的には半額近くですのでとてもお得感があります。

ちなみに、上の部分に「少放辣、环保单、顾客不需要附带餐具」と書かれているのは、味付けの選択もできたので辛さ抑えめにしたのと、お箸等は不要にした点などの注記です。

結構大きめ(直径約15cm、深さ約6cm)のしっかりした密閉性の高い容器に入れられていました。
お箸等は不要と書いたのに、なぜか付いてました。

色見は全体茶色ですが、悪くない感じ。

辛さ抑えめにしたので、甘さのほうが目立ってましたが、私好みではありました。
丼式になっているため、ご飯は下に入っていて、量はかなり多めな感じでした。

日本でこういうのを頼むと結構お金がかかっちゃいますけど、中国だとこんなにリーズナブルなんです。
これだから中国生活はやめられない。

外に出るのが面倒くさい時、ぜひ試してみてください。

しろべえ

Recent Posts

これで本当にキレイになるのかな?

しばらく留守にしていたため洗濯…

1週間 ago

警察も気を遣う?

先日、道を歩いていたら、こんな…

2週間 ago

ノービザ解禁!入国対応や居住登録にも変化が!

もう先週から各種メディアで取り…

3週間 ago

ついに20円割れ鮮明化!(2024年09月11日の人民元)

「令和のブラックマンデー」と言…

4か月 ago

茵陳酒

スーパーでこんなお酒を見つけた…

6か月 ago